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人にとって大切なことは、
天浮橋(相対の両極)に立つということです。
無限の無限の大光明という立場に立つ時は、暗闇に対して、
光を投げ与えるだけでよいのです。
暗闇から光を求めることは、全く必要が無いのです。
報いを求めずに、ただ与えるだけでよいのです。
これは愛の心の一面の、『思いやり』に相当するわけです。
反対に暗闇の立場に立つ時は、無限に小さい光をも、
何と素晴らしい光であることよ!と褒め讃え・感謝し・喜んで、
自分の心の中にしっかりと包容すればよいのです。
全大宇宙のすべてのものを、素晴らしく感じて、
心にしっかりと包容することは、愛の心のもう一面の、
『寛容』に相当するわけです。