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「感謝の心」と「思いの心」この違いは、
いろんな立場から違いがわかると思うんですけど。
先ず、どこを中心に置くかというので、神様を中心に
置くと感謝になるのね、自分を中心に置くと思いになるんですね。
そして、神様は常に「全体を調和させる働き」ですよね。
でも「自分」というのを中心に置くと「我が侭」になる、
全体のことはそっちのけですもんね。
「感謝の心」というのは、常に神様から
与えられた心ですね、新しい心。
「思いの心」は、感謝の心が時間が経って古くなった心ね。
神様から新たに新たに受け直さないと、
感謝の心がなくなって、思いの心に変化してしまう。
新しい方がいいでしょう、なんでもね。古くなると、
やっぱりプラスが消えてマイナスになるんですよね、
なんでもね。神様の与えてくる無限の無限のチャンネルの
番組も上ほど新しい、古くなるほど番組が下へ下へ下がってくる。
極楽が一番新しい番組なんですね、地獄が一番古い番組にあたるの。
だから「感謝」というのは、自分がいつも努力しないと、
というのは、新たに新たに受け直そうとしないと感謝ってできないですね。
丁度、川の流れがありますよね、上流から川が流れてきますよね。
上流へ遡ろうとしないと押し流されるんですよね。
丁度、魚が川を上るように一所懸命上らないと、
じっとしてたら流れに押し流されて下へ下へ落ちて行くんですね。
感謝というのは前向きに努力しないとできないものですよね。
「新たに新たに受け直そう」という気持ちで前に
進まないといけないですね。でも、それを忘れてしまうと
惰性に流されて、もう自然に思いの心に変化する。
「感謝」というのを漢字で書くと感じる、
謝というのは「ゴンベンに射る」って書くんですよね。
「ゴンベンに射る」というのは、言霊の放射というふうにとらえると、
神様は言霊によって宇宙の創造をされてますよね。
一瞬一瞬新たな言霊の働きによって宇宙を創造されてるね。
その言霊の放射は、丁度、光の放射のように常に
新たに新たに宇宙に照り輝いてるわけですね。
その光の放射を感じる取るという、これが「感謝」よね。
だから「感謝」というのは、
いつも心が明るくなるね。
「思い」の方は、空に浮かぶ雲のような働きの姿ですよね。
地上に執着する、過去に執着してそこから湧きあがるような
働きで出てくるのが、空に浮かぶ雲のような働きなんですね。