ありがとうおじさんのお話【全358話】

小林正観さんの本や講演などでも登場するありがとうおじさんのお話の中から厳選した358話紹介しております。

188

f:id:arigatouojisan:20170122190007j:plain

神さまの方へ心を向けた時の心

人間の心を大きく分けて、神さまの方へ心を向けた時の心と、
神さまに背を向けた時の心と二つ大きく

分けたら分けられると思うんです。 
感謝の心というのは、神さまの方へ心を向ける

生き方なんですね。 思いの心は、
神さまに背を向けて生きる生き方なんですね。

 感謝の心というのは、元々神さまから与えられてる奥の
本体の心ね。神さまの全徳の無限の無限の輝きで一杯!

という姿を受け取ってる心なんですね。
感謝の心は元々みんな中に持ってるんです。ただ、
その心を横に置いて、そして闇の方へ闇の方へ、

マイナスの方へ心を向けて、そして自分の思い通りに生きようという時に、
思いが表面に浮かび出てくるのね。 

だから、感謝の心は無いんじゃないんですよね。
ちょっと横に避けて思いの心を生きようとして出てきているだけね、
ちょっとね。感謝の心で神さまの方へ向いている時は、

全てが光輝くんですね。その輝きにも無限の段階があるんですね。
いろんな段階の無限の輝きの番組を眺めていける。 
でも、感謝を忘れて思いの心になった時は、思いの心の状態、
いろいろありますよね。その心の状態に応じて、

これもまたマイナスの無限の段階のチャンネル・番組を見るんですね。
これは全部、本当は神さまにとったら、どの番組も

価値のあるものなんですよね。ただ、思いの心で見る時は、
上から下を見た時にマイナスに感じ、

その立場から上を見た時にプラスに感じるんですけど。

 思いの心というのは、やっぱり過去をどうしても
掴みすぎるんですよ、掴んで放せないという状態に
陥りやすいですよね。執着して掴んで、

その立場を掴んでしまうんですね。そうするとその立場からでないと
何事も見れないという、本当に不自由な立場に立つんですね、
心の状態ですよね。その囚われた心だと、

やっぱり一つの立場から、どうしても見方が
限定されてきますよね。同じものを見ても大きく見れないですね。 
本当の自由な感謝の心だと、選択肢が無限に広がって、

無限の中の小さい部分を見るんですけどね。 
全体の中の部分というのは、輝いて正しく見えるのね。
ところが部分だけを見ると、全体を見失ってどうしても囚われた見方、

それもどうしてもマイナスに見がちなんですね。
だから、できるだけ大きく見るというのが本当は必要だと
思うのですけど。これはなかなか思いの心だとできにくいですね。

思いの心になると、益々とらわれがちになるんですね。