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感謝の心と欲の心とは正反対です、両極に分かれるんです。
感謝というのは神様の心と一つになる心です、神様の心が感謝の心です。
欲という字は谷に欠ける心・・・古い時代はそうですね。
谷というのは宇宙の絶対神の意味です、宇宙の絶対神の心が欠けた状態が欲なんです。
感謝のない状態が欲の心になります。感謝の心は神様の全てを受けているから
満ち足りています。いまさら求める必要がありません。
必要なもの全部与えられているから、ただ感謝で喜びで満足なんです。
欲のほうはその満ち足りた心がないんですね。ところが心は満ち足りた状態を
知っているから、足りないものを補おうとするんです、そして、
欲の心という求める心が出てくるんです。ただそれをどこへ向けるかなんです、
神様に向けたらそれがスッと満たされるんです。
だから、欲の心が出る時は、神様の心を忘れてるよという警告みたいなものです。
だから神様のほうへ心を向けなさいよとね、感謝しなさいよねという意味です。
そしたら求めなくて済むわけですね。食べ物でも、食べたいものいっぱい
食べたら幸せかというとそうじゃないですね。そんなのは小さいですね、
食べたときチョッと満足するだけでしょう。