ありがとうおじさんのお話【全358話】

小林正観さんの本や講演などでも登場するありがとうおじさんのお話の中から厳選した358話紹介しております。

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感謝だけの生き方⇒古神道の信仰のあり方                  
過去の全てを心から放す(一瞬一瞬新たに受けなおす・・初めて受け取るものとして)

 そして今「ありがとうございます」という感謝の言葉が
出てきてるというのも、本物の時代は必ずこうなるんだと思いますけども。

「ありがとうございます」という言葉が、神さまの働きの全体を
指し示している言葉ですね。この言葉が出てきてるということは、

神さまの全体を一人一人みんながとらえる時期になってるのね。 
部分部分にとらわれるのじゃなしに、
全体を一つにとらえる時期になってるんだという意味ですね。

 今までは、思い通りに生きようという生き方が主流だったんですね。
「自分の思い通りにしたい」という生き方だったんですけど、

これは部分をとらえる生き方ですよね。 「思い通りに」というのは、
小さい部分をとらえて、それを思い通りに自分のしたいようにしたいわけで、

全体を動かす生き方じゃない、全体をとらえる生き方じゃないですね。 
「思い通りに」というのは、必ず小さい部分しか掴めないんですね。

その生き方を捨てた時からですよね、全体がスッと感じられてくる。

 「ありがとうございます」という言葉が出てきたのは、
神さまが、全体像が皆さんの中にスッと入る時期になったんですね。

古神道の信仰というのは、感謝だけの生き方なんです。
感謝だけして神さまの全体をとらえるですね。だから、

思いは一切出さないんです、思い通りも願い通りもないんです。
全て、そういうのは捨てきって、思いを捨てきって感謝だけになると、

神さまの全体像がスッと中から感じられるんですね。 
感謝の心に成りきったら古神道の信仰のあり方なんですね。

だから、阿保に成りきる信仰、賢いとあかんのよ。
賢いというのは過去をよく覚えていますよね、

記憶力がいいじゃない、過去を掴みすぎますよね。
過去の全てを心から放すのが大事なんですね。