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感謝だけの生き方⇒古神道の信仰のあり方
過去の全てを心から放す(一瞬一瞬新たに受けなおす・・初めて受け取るものとして)
そして今「ありがとうございます」という感謝の言葉が
出てきてるというのも、本物の時代は必ずこうなるんだと思いますけども。
「ありがとうございます」という言葉が、神さまの働きの全体を
指し示している言葉ですね。この言葉が出てきてるということは、
神さまの全体を一人一人みんながとらえる時期になってるのね。
部分部分にとらわれるのじゃなしに、
全体を一つにとらえる時期になってるんだという意味ですね。
今までは、思い通りに生きようという生き方が主流だったんですね。
「自分の思い通りにしたい」という生き方だったんですけど、
これは部分をとらえる生き方ですよね。 「思い通りに」というのは、
小さい部分をとらえて、それを思い通りに自分のしたいようにしたいわけで、
全体を動かす生き方じゃない、全体をとらえる生き方じゃないですね。
「思い通りに」というのは、必ず小さい部分しか掴めないんですね。
その生き方を捨てた時からですよね、全体がスッと感じられてくる。
「ありがとうございます」という言葉が出てきたのは、
神さまが、全体像が皆さんの中にスッと入る時期になったんですね。
古神道の信仰というのは、感謝だけの生き方なんです。
感謝だけして神さまの全体をとらえるですね。だから、
思いは一切出さないんです、思い通りも願い通りもないんです。
全て、そういうのは捨てきって、思いを捨てきって感謝だけになると、
神さまの全体像がスッと中から感じられるんですね。
感謝の心に成りきったら古神道の信仰のあり方なんですね。
だから、阿保に成りきる信仰、賢いとあかんのよ。
賢いというのは過去をよく覚えていますよね、
記憶力がいいじゃない、過去を掴みすぎますよね。
過去の全てを心から放すのが大事なんですね。