ここに『禊祓(みそぎはらい)』、即ち業想念を捨て去り、
本心の自覚を深めるという、心の潔齋(けっさい)が
先ず必要となるのです。一切の業想念は、執着から生じます。
全大宇宙のすべては、絶対神の現れであり、絶対神の所有物です。
だから自分の物というのは、何一つとして存在しないのです。
本来、無一物、無所有、無所得であり、
私有できるものは何一つとして無いのです。
人は宇宙絶対神の御心に素直に従ってこそ、正しい生き方をしているのです。
神さまの為に生きようとし、神さまの為に生きる時、
人の生き方は正しくなって来るのです。
いつまでも利己的な生き方をしていては、
取り返しの付かない事態に陥るのです。