ありがとうおじさんのお話【全358話】

小林正観さんの本や講演などでも登場するありがとうおじさんのお話の中から厳選した358話紹介しております。

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私は全然自分の願いを出さないのです。

何欲しいはないですから、「ありがとうございます」
だけで守って貰っていたのです。余計な願いを

出すと駄目だったかもしれません。
すっと誘惑されたりしたかもしれません。

ただ「ありがとうございます」で喜んでたのです。
だから食べ物がなくても良かったのです。

丸薬1個で1年もてば良いくらいの気持ちで
開き直っていました

 

「ありがとうございます」を一日五万遍ぐらい三ヶ月も唱えたら、

ガラッと世界が変わってしまうのね。でも、そこまで普通はしないですね。
新聞も読み、テレビも観て、ラジオも聞いてという、

そうするとやっぱりマイナスの言葉も沢山ありますよね。
プラスとマイナスの言葉をゴッチャに使っている間は、

心の向きが定まらないですね。神さまのほうへ向いたり、
また逆に背を向けてマイナスに向いたりって、

忙しい時は駄目なんですよね。どちらかへ
徹底するというのが、やっぱり必要ですね。

 雨だれの水でも、雨だれのしずくが落ちるだけで石に穴を

あけてしまうんでしょう。心の状態というのも、
一つの言葉を繰り返し繰り返し使う事によって、

どれだけ思いがいっぱい溜まった心でも穴が空いて
光が通るようになるのね。光が通りだしたら、

思いがサーッと消されていくんです。だから、
ある一定の期間定めて、「ありがとうございます」とか、

プラスの言葉を徹底して繰り返すのがいいですね。
必ずその言葉の「力」というのが出てきます。