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「真の感謝」というのは、思いを叶えるためじゃないんです。
思いの全てを捨てきって感謝に入るんですね。
そうすると、神さまの全てを受けて、
真の感謝に入っていくんですよね。でも、
どちらが楽かというのはね、思い通りに生きたら苦しいですよ。
それは皆さんね、嫌というほど体験しているはずなんですよ。
特にここに来られる方は、もうそういう時期に
なっているはずなんですよね。思い通りに
生きて幸せになるとは、皆さんはもう全然思って
ないはずなんですね。如何にその思いを消そうか、
消していただこうかという、こういう気持ちで
感謝に入っていらっしゃるよね。
もう感謝一筋に絞り込めばいいんですね、
後は何も要らないんです。
だから「真の感謝」というのは、
感謝一筋に絞り込むという、
そういう一面もあるんですね。もう、
ぜんぶ他のことも忘れたほうがいいんです。
「ありがとうございますだけでいい」というぐらいにね。
でも、賢い人はまだまだ勉強をするんですよね「
あれもこれも」って勉強をしたがるんですけど。でも、
阿保(あほ)になったほうがいいみたいですね、
みんな忘れてしまって、みんな忘れて忘れてね、
阿保になりきって、「もう、
ありがとうございますしか私は覚えておりません」
って。そのぐらいがいいみたいですよね。