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業想念の心を一切相手にしないで、完全に無視して、
本心の心だけを徹底して生き続けなければならないのです。
自分のすべてを、本心開発に一点集中しなければ、
本心の自分に戻ることもできないのです。
『今』の一瞬一瞬を、いのちがけの真剣な心で、
『ありがとうございます』と感謝し続けてこそ、
守護の神霊の助けを受けることができるので
す。
自分自身が何を選び、何を掴むかが大事です。自分の心を向け続けたものに、
自分は同化してゆくのです。それがマイナスのものでも、
プラスのものでも、お構い無しで、無差別に一体化してゆくのです。
だから何に心を向け続けるのか、自分自身で
しっかりと定めることが大事です。
過去に心を向け続けたら、自分の心は過去を掴む業想念の心になるのです。
神さまに心を向け続けたら、自分の心は新生する本心の心になるのです。
神さまに背を向けて見ている現実は、過去のものです。
神さまの現れとして見ている現実は、新生してくる新しいものです。一瞬でも
神さまに背を向けたら、過去を掴むことになるのです。
一瞬でも過去を掴めば、業想念の心に陥ることになるのです。
常に本心の自分で有り続ける為には、いつも神さまを思い続け、神さまに心を向け続け、
『ありがとうございます』(天照大御神 今ここに 在します)
と祈り続けることが大切です。