ありがとうおじさんのお話【全358話】

小林正観さんの本や講演などでも登場するありがとうおじさんのお話の中から厳選した358話紹介しております。

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過去を掴んで古い心になったのは「思い」というんですね、
思いがどんどん溜まるとどんどん自分を縛るんです。

 でも、「感謝」をすると、新たに新たに受け直すんですよね。
感謝は神様からのプレゼントを新たに新たに受け直すのね。

だから、古いものを消す働きもあるのね、
古いものを消してもらって新しいものを受け直すんですね。
だから、「感謝」は自由をどんどんどんどん大きくするんですけどね、

「思い」はどんどん縛りを大きくして行くんですね。

 普通、この世でいろいろな思いを出しながら
生きていますよね。思いの中心になるのは言葉ですけど、
いろんな言葉を使いながら、いろんな思いを

出して生きているんですよね。

 その言葉が、思いが自分自身を縛るんですね。
だから、縛りのない言葉とか、縛りのない思いというのは

ないですよね。どんないい言葉でも自分を縛るんですね、
どんないい思いでも自分を縛ってくるんですね。

 その言葉や思いの縛りをどうして解いていくか、
無くしていくか、消しきっていくか、これは
一番大事なことなんですけど。どんな方法があります?

 これはみんな神様に預けないと消えないんですよね。
自分の掴んだものを、自分が掴んで握ってるだけなんですけどね、
古いものを掴んで握ってるだけなんですけども。

一旦掴むと放せないですよね。

 ところが、丁度、太陽があって、太陽から光線がさーっと
流れてきますよね。古い光が思いになってどんどん消えていくという感覚で

眺めた時に、古い思いを消すのは新しい光を受けたらいいんですよね。
新しい光をどんどんどんどん受け直してたら、

古いのを相手にしなくなるのね。

 最初、太陽から光がすーっと出てくるでしょう、
その光は放射されたらどんどん遠くになって消えて行ってなくなりますよね。

その古い光にしがみついたら、どんどんどんどん遠くまで行って消され
ていくんですよね、古くなってね。

 ところが、新しい方へ、新しい方へ心を向けている限りはね、
古いのは相手にしなくなるんですよね。

それで、新しい光を、新しい光をというふうに受け直して行くと、
古いのは勝手に消えて行くんですね。掴まない限り、
とどめない限りは勝手に消えて行くはずなんですね。

 だから、思いの心というのは掴まなかったら消えて行くはずなんです、
自然に消されて行くんですね。どんどん

新しい光によって押し出されて、
どんどん消されて行くはずなんですね。だから、

新しい方へ心を向けるというのがね。これは神様の源ですね、
光源の方へ心を向けることが、古いものをぜんぶ

消してくださる働きですよね。
そしたら神様へ心を向けたらいいですね。