90
涙が出てくるというのはね、
本当はものすごいお浄めなんですねね。
まあ「なきさわめの神」というのがあるのね、
古事記にも出てくるんですけど。これもう、
悲しみをね、消しきって喜びに変えるいい神さんなのね、
浄めの働きなのね。マイナスを掴んで、
心を痛め悲しんで苦しむのね、それを
ぜんぶ消しきってね、喜びの心の湧き出るように
変えてくるのが「なきさわめの神様」の働きよね。
涙と一緒に出てくるね、ほんとの「浄・清」めの
涙・光の涙・喜びの涙なのね。悲しいから泣くのじゃないのね。
心の悲しみを消してもらったら涙が出てくる。
本当に悲しい時は涙は出ないね、
涙なんか止まってしまうよね。も~の凄い苦しい状態よね。
ところが神さんの沢山の「浄・清」めの働きが入ってきたら、
消してもらって涙が出てくるね。泣けば泣くほど悲しみが
薄らいで消えて行くのね。だから喜びの涙やなんよ、
本当はね。悲しみの涙じゃないよ。
悲しみを消してもらった喜びの涙というのが本当ね。
悲しいから泣くんじゃない。
悲しみを消してもらって喜びを与えてもらったから、
涙が流れる、みんなは逆に見てるね。