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私も「ありがとうございます」という言葉を、
小さい時から唱え続けてからもう
何億回にもなっているのですけれど、
「ありがとうございます」って、最初は
やはりこの世的な幸せを願って唱えているのです。
それで、病気が治ったら「ありがとうございます」でしょう。
この世的なものがいっぱい生まれて必要なものを与えられて
「ありがとうございます」ですね。
でも、それはものすごい浅い段階なのです。
段々と奥へ奥へ心が向いていき、「ありがとうございます」の心に
なった時はもう無条件で「ありがとうございます」なのです。
「幸せ一杯」という感覚が出てくるのです。だから、病気でも
「ありがとうございます」と、「幸せ一杯」なのです。
貧乏でも「ありがとうございます」でいいのです。
どんな問題を持ってきても「ありがとうございます」になるのです。
ただもう感謝だけで幸せで一杯なのです。心はもう幸せになって行く。
「ありがとうございます」と、唱えているうちに、
その自分はもう、肉体の自分でも魂の自分でもないのですね、
「感謝の自分」になっているのです