ありがとうおじさんのお話【全358話】

小林正観さんの本や講演などでも登場するありがとうおじさんのお話の中から厳選した358話紹介しております。

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「分別心」という、善悪を決めたりする
「分別心」も思いの心なのね、

感謝の心じゃないのね。
思いの心は分別心を起こすね、

比較の心を起こすのね。
 でも、それでは本当の姿はわからないね、

浅いのね、自由の無い執われた見方になるね。
これを、やっぱり先ず感謝の心に戻してごらん、

もっと自由な立場で、比較を超えて全てに
無限の価値を見出せるね。

 そうすると最初からいいものばっかしだったと
気づくの。比較していいものを選ぶ程度じゃないのね。

もう「最初から最高のいいものばっかし」
と気づいた方がいいね。比較している間は

まだ気づかないね。無限にいいものが
いっぱいあるのに気づかない。見てる世界が狭いね、

小さい部分しか掴んでないね。やっぱり部分に執われてしまうのね。

 実際そうでしょう。比較する心で何を
見てるかと言ったらね、つまらん小さい一つか二つなの、

宇宙全体を眺めてないね、見てないね。
感謝の心になってはじめて大きく眺めるでしょう、

その時は全てに大きい価値を見出せるね。

 人を比較するのでも同じよね。比較する人を
ごく僅かな人だけを見てるだけね。

これはやっぱり執われた思いの心ね。
宇宙の全人類を見てるのと違うよ、

全ての人は見えてないね。
 またこの世の人だけじゃないね、

あの世にいてる全ての人を見てないね。
感謝の心でないと、それは見えないね、

気づかないのよね。だから、比較するというのは
あまりいいことないよ。特に上下をつける、

優劣をつけるのは良くないね。それは、
思いの心だから、この思いの心はやっぱり

消してもらう方がいいのね、楽になるね。

 「思いを消してもらう」というのが
感謝の第一歩なんよね。だから

「ありがとうございます」を唱えてると、
先ず神さまの方が思いを消してくるね、

そういう比較する心をね、分別心を
どんどん消してくれるから何を見ても価値を

見出せるようにしてくれるよね。
そうするとひっかかる心は消えてしまうね