ありがとうおじさんのお話【全358話】

小林正観さんの本や講演などでも登場するありがとうおじさんのお話の中から厳選した358話紹介しております。

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神さまの御心に素直な生き方とは、『今』を最高に生きることです。

それは一瞬一瞬新たに新生している宇宙のすべてを、神さまの全徳の
無限の無限の大光明燦然と輝いている姿に見て、全く始めて見るもの

として、感動を新たに受け止めてゆくことなのです。
すべてを神さまの現れと見る本心の心であれば、

石ころ一個にも無限の絶対価値を見出すことができるのです。
四季の変化を味わう場合でも、本心の心であれば、

今与えられている季節を、最高に素晴らしいものとして、
受け止めることができるのです。

過去の姿を掴んで、業想念の心に陥ると、無感動の心となったり、
好き嫌いの感情の奴隷になってしまうものです。

そうなるとどんな素晴らしいものに対しても、
相対的な有限の小さな価値しか認められなくなるのです。

過去を掴む心・業想念の心の奴隷となっては、
決して本当の幸せを味わうことはできないのです。


 何でも自分の思い通りになることを願い、思い通りになって喜んでいるのは、
小さな小さな自己満足の喜び・業想念の心の喜びに過ぎないのです。

本心の喜びと比較すれば、それは無に等しいものです。神さまが
与え続けて下さっている無限の無限の幸せを、しっかりと受け止めてこそ、

本心の喜びになるのです。小さな部分のみを掴んで、
それだけが自分のものなのだと思うから、
大きな全体が自分のもので無くなってしまうのです。

本心の心は常に、宇宙全体を神さまからのプレゼントとして、
一瞬一瞬新たな感動をもって、無限の絶対価値あるものとして受け続けるのです。

今の一瞬にどれだけ沢山のものを、感動の心で受け止めることが
できるかが問題なのです。本心の心を磨き出し・輝かして、

日に日に感謝を無限に大きく・無限に深くしてゆくことが、
本心の自分をしっかりと生きていることになるのです。