ありがとうおじさんのお話【全358話】

小林正観さんの本や講演などでも登場するありがとうおじさんのお話の中から厳選した358話紹介しております。

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人間が上に立って支配すると馬鹿を見ますね。
結局自分が支配できるものなんて一つもないのにね、

反発を食らったら今度は自分が惨めな姿をとるわけでしょう。
だから、最初から人間が中心に立てばいい・謙虚に一番下に

立って皆を大事に拝み上げたらいいんでしょう、
皆のおかげでこうして幸せに生かして貰っていると

感謝の心を深めていけばね、大自然とも調和して、
大自然は自分を幸せにしてくれるだけとね。

 だから、本当は上に立ったらだめよね、
万物の霊長だといって、上に立つためじゃないですね、

万物の霊長だから下に・中心に立たないとだめね。
 だから、「ありがとうございます」を唱える人は中心に立ちます。

謙虚に謙虚に下に降りて皆を拝み上げないとだめですね。
そういう人が一番大きい幸せを与えてもらいます。

上に立ったら感謝できないね、自分が支配していると思うとね、
皆は下に行ってしまうからね。でも、自分が下に立ったら石ころ

一個一個に「ありがとうございます」といえるものね、
道路を歩くにも石ころがじっと静止していてくれなかったら、

道路は全部宇宙空間に浮いてしまいます、歩く場所がなくなります。
石ころは頭を踏まれても「ありがとうございます」

と支えてくれるでしょう。 謙虚になれた人は
全てに感謝できるようになります。