ありがとうおじさんのお話【全358話】

小林正観さんの本や講演などでも登場するありがとうおじさんのお話の中から厳選した358話紹介しております。

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昔の光明皇后様の千人の沐浴行があります。
千人の背中をお風呂で
洗いながらこの人は仏様なんだと拝む行です。

最初は普通の人が来るから拝み易いです。
一生懸命拝む練習して皆仏様なんだと拝むのですが、

最後の千人目にらい病患者が来ます。あの頃は典型病でらい
病患者は1番嫌がられてました。触るだけでもうつる感じでした。
背中を流すだけで大変です。血膿がいっぱい出てて全身見る事が

出来ないぐらいです。その姿を見て
背中を流してあげ様とする気持ちは起こったけど、

それ以上に無理難題を言ってきます。

この血膿を吸ってくれたら自分は直るんだと言ってきます。
光明皇后様はそこまで拝む行が進んでる訳です。

これは自分の最後の修行の段階だと感じます。
ここまで仏様は私のマイナスを消して清めて本当に

拝める心を引き出してあげ様として下さってると
受ける訳です。本当に神様を拝み出す力を引き出して貰うのが1番幸せです。

皆神様と拝めたら1番幸せです。本当の拝める力を引き出すのが
最後の仕上げです。最後の仕上げの勉強として

1番拝みにくい、らい病患者を持って来てくれるのです。
でも光明皇后様は拝みきったのです。請われるままに

血膿を吸ったのです。そうするとらい病患者の
人の全身が光輝いて東方阿閃如来と言う仏様が表れて

「良いかな、良いかな」と褒めてくれます。最後の拝みきる行が達成されて、
奇跡的にらい病患者が直りました。