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感謝も、本当は褒め称えて喜ばないといけないね。
褒めて喜ぶというのが、神さまと対面する一つの
感謝のやり方よね。だから、現実の姿にとらわれたら損ね、
現実の姿にとらわれるのは思いの心よね。
感謝の心は違うよ、過去を掴まない、
過去を一切掴まないで今新たに天照大御神様を見るのね。
一瞬一瞬新たに最高の姿を見ていくの。
これが本当の感謝のあり方ね、古神道のあり方ね。
この古神道の信仰に入ったら、
これを悟ろうとする自分じゃないよね。悟った自分を生きるのね。
既に悟った自分を生きて、喜び一杯、幸せ一杯に生きるのね。
これが本当のものよ、本物の時代なんよね。
そういう時代に今入りつつあるのね。
だから本物を感じた人がどんどん出てきてるね。
神さまと出会える人がどんどん増えてきてるから、幸せよね。
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気づきが大事ね。気づく心は感謝の心なのね。
「ありがとうございます」を唱えるのでも、
先ずお礼の気持ちで唱えるのがいいでしょう、
神さまへのお礼ってね。 「七つの確認の祈り」
があるんですけど、あの祈りの本当の目的は
確認なんですよね。どれだけ神さまに
守りに護られてるかという。この確認のために
「ありがとうございます」ってお礼を捧げるのね。
そうすると気づきが増えて幸せを感じて、
本当の感謝の心に戻るわけでしょう。
常に、無限のマイナスを免除してもらってるというだけでも、
これに気づいたらマイナスは一切掴む必要もないもんね。
無限のプラスをいつも与えられていると気づくだけで、
もうこれ以上何も要らないよね。
感謝の心も神さまが湧きあがらせてくれてるのよね
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形の上ではマイナスが出る可能性もあるでしょうね、
そのほうがいい時ね。形のマイナスが感謝を深めるのに
役立つ時は出ますよね。全部人によって違いますね。
普通ね「ありがとうございます」を唱える目的、
これは段階に応じていろいろよね。思い通りにしたいから、
思いを叶えて欲しいからって唱えはじめる人が多いでしょう。
これは浅い段階よね。 でも、その時でも「ありがとうございます」
を唱えたら、思い通りに生きようという思いを消そうとするの、
神さまはね。だから、思い通りにならんという時があるの。
思い通りにすると、また思いがエスカレートしてくるでしょう。
だから、思い通りにならないようにしてくる場合があるね。
その時はマイナスに思うのね。本当は「なんでも願いを叶えて欲しいのに
願い通りにならん」これはマイナスかというと、そうじゃないね、
思いを消してくれてるの。 普通、思い通りに生きようという思いが強いのね、
それを消してもらうと感謝がしやすくなるから。
そういう意味のマイナスになる時はあるのね。
でも、思いが軽くなってきたらプラスがいっぱい出てくるね。
奇跡というふうに見せてもらうのがいっぱい出てくるけど。
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最高の生き方は「みんな神さま」と拝むことね。
一人一人を「神さまの現われ、最高の神さまの現われ、
みんな無限に輝いている」と拝みあげることね。
現実を掴んで見るんじゃなしに、最高の姿と
置き換えるような気持ちがいいよね。
「みんな無限に無限に輝いている」というふうに、
新たに新たに受け直すのが最高の生き方ね、拝む生き方ね。
そうすると、周りがスーッと良くなっていい姿を見せてくださるね。
「拝む修行の場なんだ」と見ると、感謝がグーンと深くなるよね。
だから「現実のマイナスを変えよう」なんて思わなくてもいいよね。
「拝みあげる修行」というふうに見ると、感謝がグングン深まるのね。
マイナスの姿を見せてもらった時に、そこへ心が向くでしょう。
その時は「感謝の練習、修行の時だよ」ということを気づかせてくれるのよ。
順調に行った時は、みんなそれで喜んで当たり前だから、
感謝を深くしようとしないのね。でも、マイナスが現われた時ほど
「感謝をしなければ」となってくるでしょう。
すると拝む練習になるのね。拝む修行が一番幸せになるね。
「みんな神さま!」と拝むのね「みんな無限に輝いている
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何故、感謝を忘れたんでしょうね。不思議と言ったら、
これほど不思議はないですね。
元々、神さまから分かれて出てきた自分は
、感謝の心の自分ですよね。感謝の心の自分が感謝を
忘れるというのはおかしいですよね、本当はね。
本当は忘れてないんでしょうけど、
表面をちょっと思いの心が覆ってるんですね。
そうすると表面だけを眺めたら
「ああ、感謝ができてないんじゃないか」
っていうふうに見えるんですね。
この人間の体も汚れたら「ああ、汚い」と思うのね。
でも、汚れを取ったらきれいですよね。だから、
中身は汚れないんですね、表面に汚れがちょっとつくだけね。
心も同じですね。感謝の心が本当の自分で、
表面に思いがちょっと覆ってるのね。表面だけを眺めたら
「あっ、私は感謝ができていない」と思うんですね。
でも、そうじゃないですね、感謝の心は厳然とあるんです。
表面の思いをちょっと放せたらいいんですね、
そしたらスッと消えていく。 でも、思いの心って、
どうしても小さい部分を掴んでしまうわね。
「思い通りに」というだけで、一つしか掴まない、
普通ね。この、掴むのが曲者ですよね。「思い通りに生きよう」
というのを、やっぱり捨てないといけないですね。
感謝の心で掴める幸せは無限ですけど、
思いの心で掴める幸せは一つですよね。