ありがとうおじさんのお話【全358話】

小林正観さんの本や講演などでも登場するありがとうおじさんのお話の中から厳選した358話紹介しております。

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人間って、心にいろんな言葉や思いを
溜め込んでしまってますよね。丁度、空に

雲がかかってるように、黒雲がいっぱいという人も
あるんですよね。そうすると太陽の光は通ってこないですね。 

神さまを太陽に例えたら、太陽からサーッと
降り注ぐ光の自分というのが本当の自分なんですね。

ところが、地上に執着して水蒸気があがるような感じですね。
思いが溜まってくると空に雲がワーッとあがるんですね。

そうすると、薄雲の時はまだ光が通るんですけど、
思いがいっぱい溜まると黒雲の状態で雨雲になるんですよね。
そうすると光を全然通さない、雨が降ったり嵐になったりするのね。

 だから、人の心の状態、思いをいっぱい溜めた状態は、
丁度そういう状態ですね、嵐のような状態になるんですね。

だから、「思いを消す」という、それがやっぱり幸せには
一番大事な生き方なんですね。その思いをできるだけ

早く消してもらう方法が、思いを神さまに預けることですね。
「ありがとうございます」って唱えると、

その思いを預ける生き方なのね。いろんな思いがいっぱい出た時に
「ありがとうございます」って一言いえばいいのね。

そうすると神さまに預けて消してもらう働きがそこに降りるんですね。 
何回かそれを繰り返していると、思いがどんどん少なくなるはずですね。

そしてプラスの言葉だけを使えるようになったら、
もう思いを相手にしなくても、雑念として思いが出なくなってても、

まだ心の奥には溜まってますから、それも知らない間に
ずーっと消し続けてもらえる。そしたら、

心がスカッと青空のような感じになるのね。
雲が全部消えてしまうような状態ですよね。

そしたら、いつも光が降り注ぐのね。

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思いを消す方法としてどういう方法があるかですけど。
 「ありがとうございます」って、この一言を唱えるのが
一番効果が大きいですね。 普通「ありがとうございます」

を唱える人も、何か自分の願い事を叶えたいために
唱える人もあるんですね。ちょっと損をするんです、
それはね。 思いを消してもらうために唱えるのがいいのね。

そうすると心の状態がプラスに変化して、
いい姿がサッと奇跡的に出るのね。でも、思いを消さないで願いを
叶えてもらうという唱え方だと、「思いを消さないで」

というのが先に入るでしょう。そうすると思いが消えないと
マイナスが消えないんですね。だから、自分の思いや願いを
いっぱい出して「ありがとうございます」を唱えるのはちょっと損するのね。

 それよりも、そのいろんな思いも願いも
全部ひっくるめて消してもらえばいいのね。
思いを消してもらったら神さまの光が通りやすくなるね。

そうすると願わなくても幸せが一杯という状態になるのね。

 「ありがとうございます」と唱える本当の目的は、
先ず思いを消してもらうことなのね。思いが消えたら神さまを
直接感じられるのね。神さまの輝きがスッと

感じられる状態に入るんですよね。そういう唱え方の方が
いいんですけどね。 雑念がどれだけ出てもいいんです、
でる度に「ありがとうございます」と加えたらいいだけなんです。

そうすると心に溜めた思いが全部消されてしまうのね。
いつの間にか心に思いが全部なくなって空っぽになるんですね。
そうすると神さまの光がスーッと通ってくると、

みんな輝いて見えてくるのね。神さまの新たな全徳の輝きが
一杯!という姿が周りに現われるのね。

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最高の新しいものを受け直す、これが「全託」です。
だから、「ありがとうございます」というのは、

「全託行ね」。今迄に受けたもの全部お返しして、
新たに最高のものを受け直している。その練習をしているのす。

ただ中身は一足飛びには最高まで行かないから、
段々と置き換えしてもらうのね。「ありがとうございます」

を繰り返している内に、掴んでいるものを離しやすくなるし、
どんどんどんどん消してもらって、過去に囚われない自分に必ずなってくる。

それで新しい良いものを、たくさん受けられるように、感じられるようになってくると、
自然に離すしかなくなってくるのです。新しいものの方がいいのよね。

それも常に、無限の無限の輝きとして、新しい宇宙がどんどんどんどん生まれてくる、
心太(ところてん)式に押し出されて来ているのです。

それを受けない方が本当はおかしいのね。実際は、太陽の無限億万倍の大光体が、
もの凄いスピードで押し寄せてくるようなものよね。

この世の太陽より、もっともっと大きい幸せの塊が、
どんどんどんどん神様の方から降り注いできてるのですよ。

「早くそれを受け取れる自分になる」というのが大事なのね。
それが「ありがとうございます」を繰り返して唱えている内に、

受けられる自分になるのです。それも「早く受けたい」
と思わんでもいいの、自然に変えてもらえるからね。

「ありがとうございます」って唱えていたら、神さんが全部してくれる。
これはもう、自力じゃないし、他力じゃないし、

「神様の絶対力」の働きなので、自分がどういう状態でも関係ないのです。
「ありがとうございます」を唱えたら、助けが受られる。

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答えを先にいうと感謝の心なんです。

お礼をするお礼を言う心・・お礼の言葉、
感謝の言葉なんです。
特に神様に対しての与えるものといったら、

それしかないんです。それでその感謝をお礼を
しっかり言い続けると門がどんどん開かれていくんです。

そして一番上とひとつに繋がって全部門が
開かれてしまうようになるんです。
それでその一番上から光がサーッと降り注いでくる・・

光の柱が立つんです。
これはものすごいことです

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「徳」という漢字の読みは、ギョウニンベンに、
昔の字で直接の「直と心」と書いてあるんです。

だから、「直心を行ずる」(じきしんを行ずる)といいます。
「直心」というのは、「神様の根元の働き」を言うんですが、

「直霊」ともいいます。神さまの御心を行ずるのが「徳」なんです。
 だから、神様の働きが本当の意味の「徳」ですね。

その神様が、一瞬一瞬、新しい宇宙を創り続けているという働きそのものが、
本当の意味の「徳」です。「新たな全徳の無限の無限の輝きが一杯」
というのが、一瞬一瞬、神様の宇宙創造の姿なの。

その徳を頂くと自分のものになるのです。 でも、世間的に言うと、
「何か良いことをして徳を積む」という意味もありますね。
それは、特に「陰徳を積む」と言うんですけど、

まあ、神様の真似事をすれば、本当の「徳」に近づくんですね。
 でも、本当の徳は、「神様の働きそのもの」なんです。

 だから「自分が徳を積む」という場合でも、神様の徳を、
感謝の心を起こして受けた方がいいのね。 

感謝で受けるという方が大きい無限の徳を頂けるんです。
 逆に言い換えると「感謝することが大きい徳積み」です。 

この肉体使っていろんな世の為、人の為に尽くすことも良いのですが、
先ず 根本は「神様への感謝」なの。「ありがとうございます」

を唱える事が、本当の意味の大きい徳積みになって、
それが自然に具体化したら、世の中の為に必要なことを、

結果として「させて頂いている」という姿になるんです。
それが自然な「徳」の積み方ですね。

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感謝の心で見る無常観は楽天的な無常観です。バックが神様です。

神様から無限に無限にすばらしいものが次から
次へ生み出されてきているという、だから変化が幸せを
大きくしてくれているという見方、なくなるんじゃないです。

いいものがどんどん出てくるだけで、それが変化で無限に無限に変化する・・
これが本当の意味の楽天的無常観といって、これは常に起こっていますね、
それで日本人というのは過去に執着しないんです、本当はね。

 桜の花がそうですね・・日本の国の花といわれるところは、
桜の花びらはひらひらときれいに散るでしょう、執着していないです。

散ることを潔く散って喜ぶんです。これは来年も花が咲くと思っているんです。
次から次へと花が咲いて次から次へときれいに散っていけるという、

楽天的無常観を生きているという、日本人はそこがいいところなんです。
過去を掴まないで常に新たに受けて、いつも明るいというのはそこなんです。

ちょうど太陽の心を象徴するような感じです。
太陽はいつも新しい光をどんどん放射します。今出した光がなくなったら
困るからと掴みに行かないです。新しい光がどんどん出てくるから掴まないで済むんです。

太陽のもとの光源を掴んでいる限りはね・・部分の光線を掴んだら、
消えていくものを掴んで止めないと・・光が消えてしまう大変・・
となるんですけど、光源を掴んでいるんですね。


 それで「永遠の中今の今」という言葉の本当の意味は、
それだけの無限の無限のの輝きが無限に無限にいっぱい、

更に無限に無限に、更に無限に無限にというこれが本当の意味なんです。
だからいつもワンセットのありがとうございますというのはこの「今」なんです。
新たな全徳の無限の無限の輝きがいっぱいというのは無限の無限のチャンネル全体です。

どのチャンネルも放送番組としては素晴らしいんです、最高傑作です。
地獄番組も・・なかなかうまくは作れないでしょう、神業なんですね。
地獄番組も最高傑作です、全ての番組がそうなんです。

だから、全部まとめたら、もうひとつ素晴らしい神様の最高表現なんです。
これをワンセットで受けなおすのが「今を生きる」なんです。
これはもう、感謝の心しかないんです。感謝の心を起こすしか、受けられないんです。

それで、ありがとうございますと唱える練習をして感謝の心を湧き上がらせてもらって、
それで感謝の心になった時に受けられるんです。
その感謝の心というのはもの凄い力があるんです。

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人間が本当に幸せに生きる為にはいつも神様を
バックにするのがいい、神様と共に生きるということです。

 ここに老子の言葉が書かれているんですけど、
大象・・象はおとなしいけど力がありますね、

トラやライオンが来ても平気で、トラやライオンの方が
押しつぶされると大変と逃げます・・この本当の意味の大きい象、

大象というのは本当は神様を現すんです・・。
六本の牙のはえた純白の象。六本の牙というのは神通力です、

六神通を現す神様の大きい働きです。この象の上に乗っていたら絶対に安心です、
マイナスなんか絶対に起こらないです。
 だからいつも神様をバックにするといいです。

無限の無限の輝きが無限に無限にいっぱいという、
この神様をバックにすると闇は消えて、ないんです。
全てのマイナスが消えてしまう。その方法が、

ありがとうございますと神様を呼ぶこと、そしてありがとうございますとお礼を
言うこと・・お礼を言われたら神様は放っておかないです。

呼ばなくても先に助けに来てくれるんです。ふつうは
呼んでから来てくれる感覚ですね、でもお礼を先に

言っておくと呼ばなくても先に来てくれているんです。
 感謝の先取りという言葉があるんだけど、
先にお礼を言い続ける方がいいですね。

本当は先に言っているんじゃないですけど、
遅ればせで遅れて遅れて言っているんだけど、
でもお礼を言うと神様の方が先に助けに入っているんです。

お礼を言ってくれたか、と喜んでいるんです。だから先に
先に前もって未来に先回りして護りに付くんです。そうすると

護られやすい、バックにいつも無限の無限の輝きが
いっぱいという姿で護ってくれたらもう、怖いもの知らずです。

原爆が落ちようが何しようが構わないんです、
原爆も一瞬にアンパンに変るというくらいです・・

不幸になるのは、もう大変です。地獄に下りたいと
いっても降りられないです。ありがとうございますをいえる自分、

言わせてもらえる自分というのは最高の幸せを
与えてもらえる自分なんです。